肩の痛みは肩が原因ではない!?

こんにちは!

年齢を重ねると不調が出る部位の代表として肩があがりますよね。
肩こりや肩がちゃんと挙がらないなんかも含めるとほとんどの人が不調があるのではないでしょうか。

しかしこれ肩が悪いのではない可能性があります。

今回はそんな肩の不調についてご紹介します。

肩の不調とは

肩の不調は様々な要因があります。

肩こりや手が挙げられない、しびれる、腱板損傷などなど。
しかしこれらの原因はもしかすると肩にあるのではないかもしれません。

どういうことかというと肩ではない別の部位が悪いのが結果的に肩に痛みとして現れているかもしれません

一言に肩と言われていますが、肩周りは肩甲帯と呼ばれ5つもの関節があります。
それぞれ、肩甲上腕関節・肩甲胸郭関節・肩鎖関節・胸鎖関節・第2肩関節とあります。
これらがうまく協調して動くことで効率よく肩を動かせるようになっています。

つまりどこかに不調があるだけで肩はうまく動かなくなります。
うまく動かせなくなるとまたどこかにしわ寄せされ痛みとして現れます。

さらにこの肩甲帯以外にも人の身体は全て連なっているのでどこかに原因が潜んでいるかもしれません。
それは足首かもしれないし、股関節や骨盤周り、背骨の動きなどが原因ということもあります!

治すべきは肩ではない

ここまで説明すれば肩の痛みは肩が原因ではない可能性があるということはお分りいただけたと思います。
(もちろん肩だけの問題である可能性もあります)

しかし肩が痛いと整骨院やマッサージに行って肩周りをマッサージしてもらうと思います。
もちろんなにかしらのしわ寄せによって肩に疲労がたまったり痛みが出ているので効果的です。
しかし根本的な解決策ではありません。
もし別のところに原因が潜んんでいるのであればそこを治すべきだからです。

ではなにを治すのがいいのか。
経験則によるいくつかのパターンをご紹介します!

まずは姿勢から

まずは姿勢からチェックしましょう!
むしろほとんどがコレだと思っています。

姿勢が悪いと言うといわゆる猫背がイメージされると思いますが、猫背は肩首には大きな負担を与えてしまいます。
自分はそんなことはないかなと思っている方でも、この記事を読んでいる姿勢はきっと猫背です。

背中が丸くなると肩首に負担がかかるのですが、コレが一番出るのがデスクワークの時とスマホを触っている時だと思います。
コレは今の世の中においては避けては通れないことなので、対策としては時々ストレッチや伸びをすることでカラダをリセットさせてあげるのが効果的です!

正しい動き

次に気をつけたいのが正しい動きを出すことです。
手を挙げるという動作だけでも、肩の関節だけではできません。
肩の関節と肩甲骨の動きと胸椎(背骨)と鎖骨が動くことで初めてスッと手を挙げることができます。

姿勢が崩れるとこの正しい動きが出なくなります。
例えば猫背の状態で手を挙げるのと、姿勢を正した状態で手を挙げるのとでは全然違うと思います。

このように正しい動きを出すためには整った姿勢と動かすにあたっての筋肉の出力と柔軟性が必要になります。
そのためストレッチをするだけでも正しい動きは手に入れることはできるし肩もラクになります!

動きを鍛える

正しい姿勢で正しい動きが出せるようになれば痛みは予防改善されます。
しかし日常生活においてはほとんど無意識にクセが出てしまい、気がつけば元通り乱れた状態になります。

そうならないためには正しい状態を鍛えることです!
正しい姿勢が作れるようになったのであれば、それを普通の状態にできるように鍛えてあげて身体に教育してあげる必要があるのです。

そのためにはトレーニングや運動といったことはぜひ行って欲しいです!

まとめ

肩の不調というのはほとんどの人が悩んでいます。
そのために整骨院やマッサージで肩をほぐしたりされると思いますが、根本的な改善策は違うところに潜んでいるかもしれません。

身体は全部連なってできているのでもしかすると肩以外のところでの不調が肩にしわ寄せとしてきているかもしれません。

そうなては治すべきポイントは変わってきます。
まずチェックして欲しいのは姿勢!
その次に動作、そして正しい動きを鍛えること。
ここまでくれば改善される可能性は高くなります!

ぜひ肩の不調のある方はご相談ください!

大阪江坂パーソナルコンディショニングジム
ARROWs
代表 西川朋希
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