【傷害編】捻挫とは〜甘く見てはいけない〜

こんにちは!

ARROWsでは一般の方からアスリートまで幅広くパーソナルトレーニングを行なっています。

その中でもアスリートやスポーツ愛好家だけでなく普段の生活でも起こりうるのが「怪我」です!

怪我をしてしまうと普通の生活ですら困難になってしまいます。
そこで怪我についての知識についてもご紹介していこうと思います!

今回は多くの方が経験したことがあるかもしれない「捻挫」についてご紹介します!

捻挫とは

捻挫とはくじいたりした際に関節の安定性を支えている靭帯が損傷したりそれに伴って筋肉などその他の組織が損傷したりする怪我のことです。

その中でも特に多いのは足首の捻挫だと思います!

一言に足首と表現しますが厳密にはたくさんの骨が存在しいくつもの関節があり、それぞれに靭帯が安定性を保っています。

足首において特に多いのはつま先が内側に捻れて外側を痛める捻挫です。
これを内反捻挫や内返し捻挫と呼びます。

足首の内返し捻挫とは

足首の内返し捻挫とは

内返し捻挫はスポーツをしている人だけでなくヒールでバランスを崩したりしてもよく起こります。
ではその内返し捻挫とはどのような怪我なのか?

内返し捻挫は怪我の損傷度合いによって3つのレベルに分けられます。

Ⅰ度損傷:前距腓靭帯の伸長or部分断裂
Ⅱ度損傷:前距腓靭帯の完全断裂
Ⅲ度損傷:前距腓靭帯、踵腓靭帯および後距腓靭帯の断裂

これらによって怪我の処置や完治の時間も変わってきます。

内返し捻挫をしてしまったら

怪我というのはしたくてするものではないです。
それでも不慮の事故で起きてしまったのならいかに早く治すかがポイントになってきます。

もしスポーツ現場などであれば教師やトレーナーの指示に従いましょう!
もしそのような場でなければ「RICE処置」を行いましょう!

RICE処置とは以下処置のことです。
Rest:安静、損傷部位が動かないように固定してあげます。
Ice:冷却、氷を使って患部を直接冷やします。これによってさらなる悪化を防ぐことができます。
Compression:圧迫、バンテージなどがあれば患部を圧迫してあげることで内部での悪化を防ぎます。
Elevation:挙上、患部を心臓よりも高くあげることで腫れを防ぎます。

これはあくまで現場で行いたい応急処置です。
必ず病院に行き診てもらうようにしてください!

その後の治療については度合いによりますが以下が参考になります。

Ⅰ度損傷:テーピング、サポーターによる対応、数日間の安静
Ⅱ度損傷:ギプス固定等、3週間以上の安静
Ⅲ度損傷:ギプス固定、最悪の場合は手術

痛みや腫れや炎症がひいたらそこからリハビリを開始します。
これは医者の指示に従いましょう。

基本的にはまずは足首が動くようになること、力が入れれるようになること、体重をかける、歩く、走るといったように少しずつ強度を上げていきます。

動かし出すと一時的に炎症が起きるのでリハビリ後は必要であればアイシングは行いましょう

無理しすぎることはよくないですが、何もせずにほったらかしにしているとしっかりと完治せず不安定な足首のままになってしまいます。

まとめ

足首の捻挫はスポーツ時だけでなく日常生活においてもふと捻ったりと起こる可能性があります。
その時に適切に対処できないとその後も痛みが残ったり、完全に完治しなかったりと後々大変になります。

まずは必ず病院で診てもらうこと!

怪我は日常生活もまともにできなくなりいわゆる不健康な状態に陥るのでなるべく避けたいことです。
それでも怪我はいつ起こるかはわかりません。
その際にいかに早く完治させるかです!

大阪江坂パーソナルコンディショニングジム
ARROWs
代表 西川朋希
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