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- カテゴリー:スポーツ・フィットネス/健康
ジュニア世代のトレーニング
こんにちは!
コロナウイルスの影響で外出することがなかなか出来ない状況が続いています。
子供も大人も運動不足が心配されます。。
しかしSNSなどを見ていると自宅でのトレーニングやストレッチなど工夫しながらされている映像を見ることもできます!
またそのような方の力になろうと多くのトレーナーさん方もトレーニング動画を発信されています!
ネット環境が発展したことによりこのように身近にトレーニング情報を手に入れることができるのはとてもいいことですね!
ちなみにARROWsもおうちでできるようなトレーニングやストレッチの情報を発信しているので、ぜひ参考にしてください!
→https://www.instagram.com/personal_training_gym_arrows/
先日インスタライブにてNPO法人リードとコラボし子供から大人までできるトレーニングをライブ映像で発信しました。
またその際にトレーニングやトレーナーについてのお話もさせていただきました。
NPO法人リードは東大阪を中心に子供のラグビー教室や体育教室を開催しています。
そのためラグビー少年少女を子供に持つ親御さんからの質問もたくさんいただきました。
そこで多かった質問は「ジュニア世代はどんなトレーニングをすればいいのか?」ということです。
ジュニア世代ではトレーナーという存在に触れることも難しいのでコーチや親御さんがトレーニングについて考えられるという現実があります。
そこで今回はジュニア世代のトレーニングについてのお話をしたいと思います!
ジュニア世代は神経系を鍛えよ
ジュニア世代では何をするべきなのかという問いに対して押さえておきたいポイントがあります。
むしろそれが答えになります。
子供は成長過程で発達するポイントが変わってきます。
これを日本スポーツ協会では「発育・発達パターンと年齢別運動強化方針」として公表しています。
その内容について説明していきます。
11歳以下
小学生ぐらいに当たる世代では脳・神経系を伸ばしてあげるのがオススメです。
これはなぜかというと、神経系の発達が著しい時期だからです。
実際に神経系を伸ばすにはどうすればいいかというと、色々な動作に挑戦し、スマートな身のこなしを獲得することを目指すのが一番です。
なんでもしていいのです!
走る、跳ぶ、投げる、蹴る、転がるなどなど色々な動作に挑戦することで神経や脳が発達し器用さを身につけやすくなります。
特に小学生低学年の年代は神経系の発達が顕著でこの世代を「ゴールデンエイジ」と呼びます。
このタイミングはどんどん遊ばせて神経を発達させてあげましょう!
12〜14歳
12〜14歳ぐらいでは呼吸・循環系が発達します。
いわゆる心肺機能の発達が著しいタイミングです。
持久力やスタミナといったところが成長しやすい時期ですので、軽い負荷で持続的な運動を実践し、スマートな動作を長続きさせる能力を身につけさせてあげましょう。
中学校に入ると体育で持久走が入ってくるのはこれが理由になります。
そのためスタミナをつけたいならこの時期に長時間運動できるようなトレーニングを行いましょう!
15〜18歳
15〜18歳では筋肉・骨格系の成長が発達します。
負荷を増大させ、スマートな動作をさせるとともに、力強さを身につけたい時期になります。
これはホルモンが関係し、特に男性では男性ホルモンの分泌が思春期とともに増加してくるからです。
男性ホルモンは筋肉をつける働きがあるのでこのタイミングからは筋肉をつけるウエイトトレーニングを行うと効果が目に見えて発揮されやすくなります。
19歳以上
ほぼ成人以上になるとスポーツに関わる身体動作を十分に発達させたうえに、試合の駆け引きを身につけ、最高の能力を発達できるようにする世代になります。
もちろん成人を超えても神経系や心肺機能、筋力を伸ばすことはできます。
年齢を重ねると衰えということも出てくるので引き続きトレーニングすることは必須になってきます。
まとめ
ジュニア世代においてどのようなトレーニングをするべきかというと結論は神経系を鍛えてあげるようなトレーニングをさせてあげるべきということです。
これは世代によって発達するポイントが違ってくるからです。
このポイントを押さえてあげればそのタイミングでのトレーニング内容も少し意味が出てきます。
またジュニア世代はトレーニングだけでなく食事も重要になってきます。
基本的には偏食をせずバランスよくたくさん食べればOKです!
ぜひお子様がいるご家庭は参考になればと思います。