お家の体重計ちゃんと使えてますか?〜ダイエット必見〜
こんにちは!
みなさんはお家で体重を計ったりしますか?
毎日計る人もいれば体重計を持ってないという人もいるかと思います。
でも体重計ってしっかりと理解して活用すれば、ご自身の体調管理にもとても役立つのですよ!
今回はそんな体重計についてご紹介します!
どの体重計がいいの?
いざ体重計を買おうと思って家電量販店に行ってもたくさんありすぎるし、ネットで見ても何が違うのか全然わからないですよね?
実はこれが絶対に正しいというものはありません。
そもそも機能についてもたくさんの種類がありすぎます。。
そこで今回最低でも欲しい機能についてご紹介します。
それは「体重」と「体脂肪率」が測定できるものです!
体重だけでなく体脂肪率まで測定できれば、「体重計」ではなく「体組成計」になりますので、ここまで体重計と言っていましたがここからは体組成計と呼びます。
そもそも体重は昔からよく使われているので分かると思いますが、体脂肪率とはなんなのか?
それは体内に存在する脂肪の量をパーセントで表したものになります。
男性だと大体10〜20%、女性だと大体20〜35%が標準圏内になります。
大事なのは体脂肪率!
ではなぜ体重が計れるだけでなく体脂肪率も計れる方がいいのか?
最近になってダイエットを目指す人も体脂肪率という数字を注目するようになってきたと感じています。
体脂肪率は脂肪の割合になるので体重(kg)×体脂肪率(%)で脂肪量(kg)が出てきます。
そして体重ー脂肪量で除脂肪体重(kg)というものが出てきます。
除脂肪体重とは脂肪以外の重さになります。
これは骨や内臓、筋肉といったものの重さになります。
ではなぜ体脂肪率が重要なのか?
まずは体内のおおよその構成から、体脂肪と除脂肪に分けられるという事が先ほど分かりましたので、例をあげます。
Aさん:体重60kg、体脂肪率30%
Bさん:体重60kg、体脂肪率20%
同じ60kgでも体脂肪率が違います。
計算するとAさんは脂肪量18kgに対してBさんは脂肪量12kgになります。
同じ60kgでも纏っている脂肪には6kgも差があるのです。
同じ60kgでもどちらが健康的かは一目瞭然ですよね?
Aさん:体重60kg、体脂肪率30%、脂肪量18kg
Bさん:体重60kg、体脂肪率20%、脂肪量12kg
ではここでAさんがダイエットに目覚めたとします。
体組成計の1番の使い方は、その時の体組成を知るだけではなく、どのように変化したかが重要なのです!
もし仮に3ヶ月後に体重が55kgになったとします。
体重しか見ていなかったらー5kgの減量に成功です!
Aさん
体重60kg
↓3ヶ月後
体重55kg(ー5kg)
しかし体脂肪率まで測定していると違う一面が見えてきます。
例えば3ヶ月後の体脂肪率が32%になってしまったとします。(例えばです)
Aさん
体重60kg、体脂肪率30%、脂肪量18kg
↓3ヶ月後
体重55kg、体脂肪率32%、脂肪量17.6kg(ー0.4kg)
脂肪の量はほとんど減っていない事がわかってしまいます。
では何が減ったのか?
それは除脂肪量、いわゆる脂肪以外です。
脂肪以外といえば骨とか内臓とかですが、これらは成長期でもない限り増減することはほぼあり得ません。
では何が減ったのかというと「筋肉」です!!
Aさん
体重60kg、体脂肪率30%、脂肪量18kg、除脂肪量42kg
↓3ヶ月後
体重55kg、体脂肪率32%、脂肪量17.6kg、除脂肪量37.4kg(ー4.6kg)
仮に上のような変動があった場合、
体重ー5kg
脂肪量ー0.4kg
除脂肪量ー4.6kg
となり筋肉量が4.6kgも減ったかもしれないということになります。
これで減量が成功したと言えるのかどうか。。
これが体重だけでなく体脂肪率も重要視しなければいけない理由です。
体組成計で測定する注意点
ここまでで体重だけでなく体脂肪率も重要だという事がわかったかと思います。
しかし体組成計というのは微量な電気を体内に流すことで、体脂肪率を計算して算出しています。
そのため体内の水分量にかなり左右されます。
よくジムで「めっちゃ走ったのに体脂肪全然減ってない。。」という人がいますが、これは脂肪の燃焼の問題より、発汗による体内の水分量の変化によるものです。
そこで体組成計を測定する際の注意点をご紹介します。
・決まった条件(時間、食事前など)で測定する
・同じ機器での変化を見る
体組成計はメーカーによって計算式も違ったりしますので絶対的な数値よりも変化する数値を、なるべく同じ条件で測定する事で、把握しやするなります。
まとめ
体組成計はなるべく体重と体脂肪率が測定できるものを選びましょう。
体重だけでは体内の構成がわからないので、本当に痩せたのか、本当に筋肉が付いたのか、というのが分かりにくいです。
そして体組成計を測定する際には同じ機器でなるべく同じ条件で測定することによって信憑性が増します。
全然違うタイミングや機器で測定しても痩せたのか、機器による誤差なのか、体内の水分量による変化なのか分からなくなってしまいますので気をつけましょう!