背筋まっすぐは背骨が真っ直ぐではない〜江坂で姿勢改善〜

こんにちは!
みなさんはご自身の姿勢は綺麗だと思いますか?
ARROWsに来られる方はほとんどの方がご自身の姿勢に自信がない状態です。
反り腰や猫背といった認識が世の中にも広まりつつまるのか、皆さんこれらの不良姿勢に当てはまると認識しています。
姿勢については十人十色なので不良具合は人それぞれです。
(ある程度のパターンはあります。→詳しくはこちら)
自分が不良姿勢である可能性を感じながらも「何が正しいのか」が分からないがために改善が難しいのかと思います。
今回はその様な悩みの中でも背筋について骨という観点から説明していきます!
背骨は真っ直ぐではない!

背筋を伸ばした姿勢が綺麗な姿勢であるというニュアンスはみなさんなんとなく分かるかと思います。
しかし背筋をピンと伸ばして真っ直ぐ綺麗な背中になるということは、背骨が真っ直ぐになるということとは違います!!
そもそも背骨とはなんなのか?
背骨は椎骨という骨が首からお尻にかけて24個連なったものです。
また椎骨と椎骨の間にはクッションの役割を持った椎間板というものがあります。
椎骨と椎間板が交互に並んで首からお尻にかけて連なったものが脊柱といいます。
そして脊柱の中には管の様に空間がありこれを脊柱管といいます。
脊柱管の中には脊髄があります。
脊柱はこの脊髄をまもるような構造になっているのです。
この脊柱は上から7個の椎骨までを頸椎、8個目から19個目までを胸椎、下の5個を腰椎と呼びます。
これら大きく3つに分類されますが、それぞれ頸椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯と、S字の様に脊柱は成り立っています。
これを脊柱の生理的弯曲と言います。
これは脊髄を守るにあたって外からの力を分散するためにできています。
しかし不良姿勢になるとこの生理的弯曲が破綻します。
その結果痛みが起きたり、最悪の場合はヘルニアや分離症といった骨や神経の症状が出てしまうのです。
つまり背骨を真っ直ぐしようとすることは身体にはストレスをかけるだけになります。
まとめ
背骨は24個の椎骨という骨と椎間板で構成されており、脊柱の生理的弯曲というS字カーブを描いています。
これを真っ直ぐにしようとするのは間違いで怪我や痛みに繋がるので注意しましょう!
ご自身がどの様な状態なのかチェックしたい時はプロのトレーナーに見てもらう様にしましょう!