ヘルニアはトレーニングをすべき!?

こんにちは!

腰痛に悩まれている方はたくさんいらっしゃいますが、その中でもヘルニアをお持ちの方もちらほらいらっしゃいます。

ヘルニアではあるけどトレーニングや運動はしたいという方はたくさんいらっしゃいます!
病院に行っても「体幹を鍛えましょう」しか言われないかもしれません。

今回はヘルニアにおいてもトレーニングはすべきだということをご紹介します!

ヘルニアとは

ヘルニアと呼んでいますが、一般的には腰におけるヘルニアは「腰椎椎間板ヘルニア」といいます。

ヘルニアはなにかの拍子に突発的になることもあるのですが、多いのは慢性的なストレスの蓄積による発症です。
症状としては足がしびれたりといった神経症状が特徴的です。

ではどのようにしてヘルニアは起こるのか。
背骨は24個の椎骨という骨が首からお尻まで縦に並んでできています。その椎骨の1個1個の間にクッションの役割となる椎間板というものがあります。
この椎間板は中はゼリー状のものがありクッションの役割を果たしています。
しかし背骨が異常なストレスをかけ続けるとこの中のゼリーが外に飛び出して神経を圧迫してしまいます。
例えるなら、シュークリームを食べようとすると反対側からクリームが飛び出してしまうような感じです。
これによってしびれといった神経症状が発症します。

さらに詳しくヘルニアについて知りたい方はコチラ

ヘルニアの予防改善のために

ヘルニアの特徴としては、前屈という動作で痛みが出やすいことです。
日常生活などで例えれば、椅子に浅く座る、しゃがむ、屈む、間違ったスクワットなどなど。

いわゆる腰椎が丸まってしまうような動きは痛みが発症しやすいです。

ではどうすればいいかというと腰椎を丸めるような動きにならないようにするのが重要です。
そしてそのためにはお尻や太もも裏の柔軟性が必要になります。
その上で正しく動くということを学習しなくてはいけません。

本来腰はあまり動かない

ではどのように動きを学習していくのがいいのか。
その前にそもそも腰を丸めることっていけないことなの?という点について。

人間の身体は関節でしか動くことはできません。
そして関節は動きを得意とする関節と安定性を得意とする関節の2パターンがございます。

腰椎については安定性を得意とする関節になります。
つまり本来ならあんまり動かすべき部位ではないのです。しかし動き過多になってしまい結果的ヘルニアとなってしまうのです。
(この理論をJoint by Joint Approachと呼びます。)

では動き過多になってしまう原因はなんなのかというと、動きを得意とする関節がちゃんと動いてくれていないからです。
その要因としてあるのが股関節です。

さきほどのお尻と太ももの柔軟性が必要になるというのは、股関節を正しく動かすために必要な柔軟性なのです。

ここまでをまとめると、
「腰椎を安定させて股関節を正しく動かせばいい」
ということです。

どのようなトレーニングをすればいいのか

ヘルニアが発症したてで常に痛いや、タイミング的に痛みがるなどを除いて、ヘルニアでもトレーニングは行なってもいいです。
ただし正しく動くことができればです!

正しく動くというのは先ほどの股関節をしっかり動かすということです。

よく「体幹を鍛えましょう!」と言われてもそれだけでは痛みは継続するでしょう!
ちなみに体幹を鍛えようと腹筋運動ばかりしていても悪化する可能性大なので気をつけてください!

まずは股関節が動かせるようになることです。
そのためにはストレッチ!トレーニング前などであれば動的なストレッチがオススメでうす!

次に股関節を動かすための学習です。
ヒンジ動作というものを身につけるのがオススメです。

そしてこれらを踏まえた上で体幹トレーニングです。

動きが獲得できれば注意してスクワットやデッドリフトもできるはずです!

エクササイズについてはInstagramでたくさん発信してるのでぜひご覧ください!

まとめ

ヘルニアは本来動かしすぎてはいけない腰椎を動かしすぎたせいで発症してしまう神経症状です。
しかし正しい動きを身につければヘルニアともうまく付き合うことは可能です。

まずは正しい動きを身につけること!
その上でトレーニングを行えば安定性も増し日常生活も楽になるでしょう!

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大阪江坂パーソナルコンディショニングジム
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