横隔膜を動かして肩こりを改善!
こんにちは!
世の中の永遠の悩みである肩こり!
原因は様々なためチェックをしてみないとそれぞれの根本的な原因を見極めるのは難しいです。
それでも様々なアプローチ方法によって改善する可能性というのは高くなります!
そこで今回は横隔膜からのアプローチで肩こりを改善させる方法についてご紹介します!
横隔膜とは
横隔膜と肩こりの関係なんて意味わからないですよね。
ではまず横隔膜とはなんなのかという説明をします。
横隔膜は肋骨の下に付着し胸と腹を分けるような形でドーム状に位置しています。
そして横隔膜は筋肉なのです。
しゃっくりは横隔膜の痙攣というのはなんとなく聞いたことがありますよね。
横隔膜は筋肉というのであれば腕などと同じように収縮をしたりするのかというと、その通りです!
横隔膜が収縮したりリラックスすることによって肋骨が動きます。
では肋骨が動くとどうなるか、実はこの動きによって呼吸が発生しているのです。
なんとなく呼吸をするからお腹が動くと思われている方がたくさんいらっしゃると思いますが、本当は逆で横隔膜が動くことによって肋骨が動き呼吸が起きているのです。
横隔膜の働きは呼吸をさせることなのです!
横隔膜をリラックスさせてあげる
ではもう少し横隔膜と呼吸について説明します。
横隔膜は筋肉であるので縮んだり伸びたりします。
収縮しているときは肋骨が開く動きを促します。呼吸でいえば「吸う」という行為につながります。
そしてリラックスするときは肋骨が閉じて行く動きをし、「吐く」という行為を行わせます。
では横隔膜と肩こりってなんの関係があるのか?
実は昨今の生活様式において横隔膜は緊張しっぱなしであることが多いのです。
つまり縮んだ状態で肋骨が開き息を吸うことばかり行なっているのです。
吸うという動作は自律神経においては交感神経に働きかけます。
つまり吸ってばかりの緊張しっぱなしで常に戦闘モードの体になってしまっているのです。
これはストレス過多の社会によるところが大きいと思います。
横隔膜が緊張し続けるとそれが普通となってしまいリラックスできなくなります。
横隔膜がうまく動かなくなるとどうなるかというと、呼吸がうまくできなくなるということです。
しかし人間は呼吸をしなければいけません。
ではどのように呼吸をするかというと、横隔膜の代わりに肩や首の筋肉が肋骨を動かして呼吸を促します。
本来横隔膜がメインで行う肋骨を動かすという役割を肩や首が代わりに行うということは肩首にはストレスがかかってしまいます。
そして結果的に疲労しコリへとつながるのです。
ではそうならないためにはどうすれば良いのか。
それは横隔膜を正しく動かしてあげる必要があります。
そのためには緊張しっぱなしの横隔膜をリラックスさせる必要があるのです!
横隔膜を動かすエクササイズ
横隔膜が緊張しているということは肋骨が開いてしまし吸うということが過多になってしまいます。
では横隔膜をリラックスさせてあげるにはどうすればいいか。
それは「吐く」ということをしてあげればいいのです!
吐くことが実は最近の人はできていないと言われています。
吐くことは自律神経の副交感神経に働きかけるのでリラックスにもつながります。
吐くことによって呼吸のバランスを整えてあげる必要があります!
ではどのようにすればいいのか。
一番分かりやすく吐くことを見える化できるのは「風船」を膨らませることです!
風船は息を吐いて膨らませます。
吐く能力が衰えているとこれだけでも汗が出てくると思います。
そして吐く際には肋骨が閉じていくのを感じながら行いましょう。
もし風船がすぐない場合はストローを加えて吐くことを行うのもOK!
吸う:3秒、吐く:8秒を10回ほど目安に行なってみてください!
これだけで肩周りは楽になり、腕も動かしやすくなったり身体が動きやすくなったりするのを感じられますよ!
まとめ
横隔膜は呼吸を行わせるために必要な筋肉です。
しかしこの横隔膜が固まってしまいうまく動かないと、代わりに肩や首の筋肉が呼吸を促すように働き疲労してしまいます。
これによって肩こりが発生している人も多くいます。
横隔膜を正しく動かしてあげる、特に息を吐いてリラックスさせてあげることで正しい呼吸になります。
そうすれば肩首への負担もなくなり肩周りが楽になります!
その方法として風船を膨らませたり、ストローをくわえて息を吹いたりするエクササイズが効果的です。
ぜひ試してみてください!