- 更新日:
- カテゴリー:スポーツ・フィットネス/健康
スポーツのパフォーマンスを上げるストレッチがある!?
こんにちは!
寒くなってきて外に出るのは億劫になってきますよね。
そんな中でもマラソンなんかはシーズン到来ですし、ゴルフやテニスを楽しむ方はたくさんいらっしゃいます!
みなさんお元気で尊敬します!!
そんな寒い中でいざ体を急に動かすと怖いのは「ケガ」です。
ケガしないためにストレッチや準備体操はしっかりしましょうと言われますが、具体的にはどのようなウォーミングアップをすればいいのかわかりにくいですよね?
今回はそんなスポーツ前におけるウォーミングアップとしてのストレッチについてご紹介します!
ストレッチとは
実は一言にストレッチと呼ばれていますが、種類や方法も多岐にわたり意外と奥深いのです!
そして運動前のウォーミングアップとしてのストレッチも間違った方法で行うとケガのリスクが増加する可能性もあるし、スポーツ自体のパフォーマンスを下げてしまう可能性もあります!
そこでまずはストレッチについてご説明します。
ストレッチとは意外と歴史が浅く1970年代に日本に伝わりました。
直訳すると伸ばすという意味ですが、今ではストレッチの種類も増え単純に伸ばすだけではなくなってきました。
ストレッチの効果
ストレッチの効果としては、
・柔軟性の向上
・可動域の向上
・怪我の予防
・筋肉の緊張の緩和
・血流促進
・神経機能の向上
などがあります。
ストレッチの種類
ストレッチの種類には大きく2つ、少し細かくみると3つあります。
まずは「静的」か「動的」かです。
名前の通り、静的なストレッチは動きは伴わず「スタティックストレッチ」と呼ばれます。反対に動的ストレッチは動きながら行うものになります。
そして動的ストレッチのなかにも「ダイナミックストレッチ」と「バリスティックストレッチ」がございます。
これが大きく分けたストレッチの種類です。
それぞれについてさらに詳しくご説明します。
スタティックストレッチ
スタティックストレッチは静的なストレッチで、いわゆる一般的なイメージのストレッチです。
方法としては反動なども使わずゆっくり痛みのない範囲まで伸ばしていき、その状態で30秒ほどキープするようなストレッチです。
スタティックストレッチの効果としては筋肉をストレスなく伸ばしてあげることができることです。
そのため運動後やスポーツ活動後などに緊張している筋肉のゆっくり伸ばしてあげるために行ったりします。
また柔軟性の獲得を目的として入浴後に行うのも効果的です!
ダイナミックストレッチ
ダイナミックストレッチは動的ストレッチの1種になります。
ウォーミングアップなどでよく用いられるストレッチです。
方法としては身体を動かしながら可動域を広げていくという方法で、肩を回したり、スキップしたり、ランジウォークをしたり、競技特性に合わせた動作の獲得を目的として行います。
ダイナミックストレッチでは筋温を上昇させて動きやすい状態にしたり、筋出力を発揮できるように促したり、ケガの予防にもつながります。
バリスティックストレッチ
バリスティックストレッチも動的ストレッチの1つです。
反動を利用してグイグイと筋肉を伸ばしていくストレッチです。
しかし最近では反動をつけて伸ばすことによって筋肉がびっくりして反対に緊張してしまうためケガのリスクを増加させてしまうという懸念がされています。
また体が温まっていない状態で筋肉が急激に伸ばされると、ストレッチだけでもケガをする可能性もあります。
スポーツ前のウォーミングアップはダイナミックストレッチ
ここまでストレッチについてご説明してきました。
では運動前、スポーツ活動を行う前にはどのようなストレッチをするべきなのか。
正解は、ダイナミックストレッチです!
先に説明もしましたが、ダイナミックストレッチは徐々に身体を動ける状態に持っていき力の発揮も促してくれます。
反対にスタティックストレッチは力の発揮を低下させる可能性があると最近の研究でわかってきました。
そのため運動前にゆっくりストレッチをするのはパフォーマンスを低下させるかもしれません。
理想はスタティックストレッチで筋肉を伸ばして、ダイナミックストレッチでさらに動きやすく力も発揮できる状態にするのがいいでしょう!
まとめ
ストレッチにも目的によって種類や方法を選択しなければいけません。
良かれと思って行っているストレッチがもしかするとパフォーマンスを低下させていたり、ケガのリスクを高めているかもしれません。
運動前にはダイナミックストレッチを行うことでケガのリスクの低下やパフォーマンスの向上が見込めます!
ぜひご参考にしてください!!
さらに詳しくストレッチについて知りたい方はコチラ!