SAQってなに?筋トレだけがトレーニングではない!

こんにちは!

みなさんSAQって聞いたことありますか?
ほとんどの人が耳にしたことがないかと思います。

SAQとは、
S:スピード(speed)
A:アジリティ(agility)
Q:クイックネス(quickness)
の略でこれらを鍛えるトレーニングを指します!

今回はこのSAQトレーニングについてご紹介します!
スポーツ愛好家やトレーニングに励む運動部には重要な要素ですよ!

SAQとは

まずはSAQについて詳しくご説明します!

上でも説明したようにSAQとは、
S:スピード(speed)
A:アジリティ(agility)
Q:クイックネス(quickness)

の略でこれらを鍛えるトレーニングを指します!

トレーニングというとまだまだどうしても”筋トレ”をイメージしてしまいます。
筋トレももちろん大事なことです!
しかしほぼ全てのスポーツにおいて筋トレだけでは鍛えるべき要素としては不足しています。
それこそが”SAQトレーニング”なのです!

ではSAQトレーニングがどのようなものなのか?

メディアなどで、低いハードルの上を機敏に連続で飛び越えたり、ハシゴ状の器具の上を素早く走り抜けるトレーニングを見たことがあるかもしれません。
それがSAQトレーニングの一例です。

SAQの効果

SAQの名前の通り、競技におけるスピードや敏捷性、俊敏性を磨くことができます。
しかしトレーニングにおいては競技特性を考慮しなくてはいけません。
例えばサッカーにおけるスピードや敏捷性と、テニスの動きでは大幅に違いがあります。
しかしどちらもスピードやクイックネスといった要素は絶対に必要になります。

競技特性を考慮することは必要ではありますが、SAQという要素はほぼ全ての競技において役に立ちます。

ここでSAQをさらに分解して説明していきます。

S:スピード

まずはスピードについて。
これを日本語で定義した説明では重心移動の速さと言われます。
つまりは移動のスピードということです。もっと簡単に捉えるのであれば走る速さです。

スピードを決定づける要因には「足の回転数(ピッチ)」と「歩幅(ストライド)」によって決まります。
足の回転が早く一歩が大きければスピードは速くなります。
これも競技によって小刻みに動いた方がいいのか、大きくダッシュできる方がいいのかは別れてくるポイントでもあります。

A:アジリティ

アジリティは運動時に身体をコントロールする能力のことを指します。
敏捷性とも言われ、走っている中でターンやステップを切ったり切り返しをしたり方向転換などを指します。

これらはテクニックだけでなく、筋力やパワー、バランス能力などが上手く使いこなすことがポイントとなります。

Q:クイックネス

クイックネスは刺激に反応して速く動く能力を指します。
目や耳などで捉えた情報を素早く判断し反応するような能力のことです。

刺激に対して反応する時間や反応した際の動きだしの俊敏性などが鍛えるポイントになります。

SAQトレーニングとは

では実際にSAQトレーニングとはどのようなことをするトレーニングなのか?

一般的には以下のような器具を使用したりします。
・ミニハードル
・ラダー
・マーカー

よくサッカー日本代表のウォーミングアップ風景などでされているのをテレビで見かけたりしますよね。

やっぱり代表的なものはラダートレーニングでしょうか?

もちろん器具がなくても行うことはできます!

例えばミラードリルといって、2人が向かい合ってどちらかは自由に左右に再度ステップを切ります。もう1人はそれと同じように動く(鏡のように動く)というトレーニングです。

内容についてはSAQトレーニングとはこれをやることだ!というものではありません。
競技特性を捉えてそれに合わせた能力を鍛えることが重要となります!

またSAQと似たものにプライオメトリックトレーニングがあります。
プライオメトリックはSAQといったスキルという面よりも、筋腱そのものをトレーニングする筋トレの一種みたいなものです。
プライオメトリックについて詳しく知りたい方はコチラから。

まとめ

SAQトレーニングとはスピード、アジリティ、クイックネスのことを指し、それぞれの要素を鍛えるトレーニングです!

単純に筋トレだけがトレーニングではなく、競技に合わせたスピードや敏捷性、俊敏性を鍛えることがパフォーマンスアップには不可欠となります!

SAQと調べればたくさん出てくるのでぜひチェックしてみてください!

大阪江坂パーソナルコンディショニングジム
ARROWs
代表 西川朋希
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