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  • カテゴリー:健康

【リブフレア】肋骨が浮いていると肩がこる!?

こんにちは!

気温も上がり夏も本番に差し掛かりそうですね!
そうなると薄着になり肌の露出も増えてきますよね!

そこで気になるのがボディラインなどの外見ですよね!!

今回はマニアックな部位ですが「肋骨」についてご紹介します!

あまり気にしないかもしれませんが意外と肋骨が浮き出ていることを気にしている方はたくさんいます。
街でもたま〜に肋骨がポコッと出ていて胴体が大きく見えたりお腹が出ているのかな?と思う方がいると思います。

肋骨は体にとってとても重要な役割があり、肋骨でボディラインやパフォーマンスにも影響が出たりするのですよ!

肋骨とは

そもそも肋骨とはなんなのか?
いわゆる「あばら骨」ですね!

肋骨は左右に12本ずつあり背骨と胸骨と繋がっています。
しかし胸骨に繋がっているのは上の10本で下の2本は背骨だけにしかついておらず浮いているような状態であります。

肋骨は身体の胴体にあるためたくさんの筋肉が関係しています。
背中側、お腹側、横腹、肩首周りなどなど様々な筋肉がついているため身体への影響が出やすい部位でもあります。

では肋骨の役割はなんなのか?

腕や足や背骨はなんとなく分かりやすいかと思いますが、肋骨は胴体に大きく広く12本もあるのでどのように動いているのかも分かりにくいです。

実際には胸の中の心臓や肺といった臓器を守るのが大きな役割になります。
特に肺には大きな関わりがあります!

それはなぜかというと肋骨と呼吸に深い関係があるからです!
肺の役割といえば、吸った息が気管を通り肺で酸素と二酸化炭素の交換を行い二酸化炭素は吐く息で身体の外に出ていきます。
小学校の時に習ったかなと思います。

実はこの息を吸って吐くというのは肺が行なっているのではありません。
これが実は肋骨の働きなのです。
息を吸うと肺に空気が入り肋骨が広がり、吐くと肺から空気が抜けて肋骨も縮みます。

実はこれ逆なのです!
肋骨が広がることにより肺の中の気圧が変化し空気が入ってくるのです。これが吸うという状態です。
そして肋骨が縮まることで空気が押し出され吐くという動作になるのです。

つまり肋骨の重要な働きは「呼吸」なのです!!

リブフレアとは?

肋骨が呼吸と深く関わるということはお分かりいただけたかと思います。

実は呼吸というのは1日に約2万回も行われています!
なにも気にしなければなんとも思わないことなのですが、呼吸は肋骨の動きによって行われており、肋骨はたくさんの筋肉と関わっていると考えれば、2万回も行なっている呼吸は様々な筋肉に影響を与えると思いませんか?

これは実際に呼吸は身体への影響が様々あります。
そして現代社会において呼吸と肋骨は様々な不具合を招いています。

その答えを先に伝えます。
それは「リブフレア」という状態のことです。

リブフレアとは、肋骨が浮いている状態です。
肋骨がボコっと出ている人や広がっている人がリブフレアです。

ではリブフレアの何がダメなのか?

肋骨が浮いているということは呼吸でいえば吸っている状態のことですよね。
吸って肋骨が広がるのは全然いいのですが、その肋骨が縮まらないことが問題なのです。
つめり「吐く」ということが上手くできていないということです。

吐くという動作は自律神経の観点からいけばリラックスに繋がります。
その吐くという行為が上手くできないということはリラックスできないということです。
これが現代社会による影響が身体に出ているという状態です。

リブフレアによる身体の影響

では肋骨が浮いたリブフレアの状態だとどのような弊害があるのか。
いくつかご紹介します。

肩がこる

肋骨が動くことにより呼吸が行われるということは肋骨を動かす筋肉があるということです。
そしてそのメインの筋肉が横隔膜です。
しかし、リブフレアになると横隔膜が上手く機能しないようになります。
しかし呼吸をしないと人は死んでしまいます。
ではどこかが横隔膜の代わりに肋骨を動かさなければいけません。
いくつかその筋肉はあるのですが、弊害として出やすいのが肩や首の筋肉です。
いわゆる「肩で息をする」状態です。
肩や首の筋肉を横隔膜の代わりに使って毎日2万回分の働きを行えば絶対に疲れますよね?
つまり肋骨の動きが悪なった結果肩こりにつながるのです。

疲れが取れない

肋骨が開いた状態ということは吸うことはできるけど上手く吐くことができなくなります。
自律神経においては吸うということは交感神経を働かせ、吐くというのは副交感神経を働かせます。
交感神経が優位になるときというのはアクティブな時です。
逆に副交感神経が優位になる時はリラックスした状態になる時です。

吸うばかりでは交感神経ばかりが優位になってしまいます。
常にアクティブな状態になるとカラダも疲れてしまいます。
深呼吸やヨガの呼吸のように吐くというのはリラックスさせる働きがあり、リラックスできないとなるとカラダはさらに疲れてしまいます。

ストレスなどから上手くリラックスできなくなると心身ともにダウンする原因にもなります。

パフォーマンスの低下

リブフレアによるパフォーマンスの低下は様々な影響があります。
興奮状態のコントロールができない、筋肉が緊張する(肩こりと似たような理屈)、動きが制限される、などなど。

どうすればいいのか?

ここまで肋骨の役割やリブフレアによる弊害について説明してきました。
ではどうすれば改善されるのかが一番気になるところですよね?

それは「吐く」ことです!

これをエクササイズに落とし込むのであれば、例えば「3秒吸って8秒吐く」ように吐く時間を長くし、肋骨を動かしてあげるのが効果的です。

さらに可能であれば吐くということを見える化するために風船を膨らませるというのも効果的です!

ぜひお試しください!

まとめ

肋骨と呼吸には深い関わりがあります。
そして肋骨が浮いた状態をリブフレアと呼び、この状態では身体に様々な影響が出ます。
呼吸は1日に約2万回も行われますので上手く呼吸ができないと2万回間違った動きをしていることになるからです。

ぜひ「吐く」ということを試してみてください。
リラックスしすぎてすぐに寝れるかもですよ!

大阪江坂パーソナルコンディショニングジム
ARROWs
代表 西川朋希
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