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タンパク質のお話〜筋肉に必須〜

こんにちは!

筋トレをしている人やトレーニングをしている人には必要不可欠であるタンパク質!!

お客様の中でも「プロテインって飲んだほうがいいですか?」「やっぱりタンパク質って摂らなきゃいけませんか?」という質問はとても多いです!

実はその考え方自体が微妙に間違えています。

プロテインやタンパク質は筋トレをしてムキムキになる人だけが摂るものだと思っていませんか?

今回はそんなタンパク質について、タンパク質とはそもそもなんなのかというところをご紹介します!

すべての栄養素の基本はコチラをご覧ください!

タンパク質とは

そもそもタンパク質とは5大栄養素のうちの1つです。もっといえば3大栄養素の1つでもあります。
3大栄養素とは糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質の3つを指し、さらにビタミン、ミネラルを加えたものが5大栄養素と呼ばれています。

3大栄養素は体を動かすエネルギー源となります。
そのため糖質、脂質、タンパク質にはカロリーが存在します。

ここでまず言えることは、タンパク質は筋肉ムキムキな人だけが摂る栄養素ではなく、人間が生きるために必要不可欠な栄養素だということです!

タンパク質の役割としては体の構成成分(筋肉や臓器など)として、また酵素、ホルモン、免疫、抗体などとして必要な栄養素であります。
構成成分というと、他にも髪の毛や爪、肌などもタンパク質でできていますので、美容に関する面でも必要な栄養素といえます。

ではプロテイン とはなんなのか?
ドーピングやクスリのように思われている方もいるかもしれませんが、タンパク質の英語がプロテインなだけです。
しかもプロテインの語源はギリシャ語で「最も重要なもの」という意味のプロティオスという言葉からきています。

タンパク質の種類

タンパク質は大きく2つの種類に分けられます。
それが「動物性タンパク質」と「植物性タンパク質」です。

動物性タンパク質は魚や肉、卵、乳製品を指し、植物性タンパク質は大豆や穀類を指します。
大きくどちらが良いとか悪いとかではなく、ビーガンの方でもタンパク質を摂取することはできるということですね。

アミノ酸とは?

次にアミノ酸について説明します。
なんとなくアミノ酸って聞いたことがある人も多いかと思います。
スポーツをする時には摂ったほうが良さそうなイメージはあるかと思います。

アミノ酸とはタンパク質が体内で消化され最終的に吸収されるときの最小の形なのです。
そしてこのアミノ酸には20種類あると言われています。

その中でも9種類は必須アミノ酸と呼ばれています。
これは体内で生成することができず、食べ物からでしか摂取することができないアミノ酸のことです。
その9種類がバリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、メチオニン、リジン、フェニルアラニン、トリプトファン、ヒスチジンです。
特にバリン、ロイシン、イソロイシンの3つは運動時などのエネルギー源にもなるものでBCAAと呼ばれることが多くあります。

ちなみにそれ以外の11種類は非必須アミノ酸と呼ばれ、グリシン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン、システイン、プロリン、アラニン、グルタミン、アスパラギン酸、チロシン、アルギニンです。
覚える必要はありません!!

アミノ酸スコア

タンパク質ってたくさんの種類のアミノ酸というものでできているんだな、身体には必要な栄養なんだな。
と分かっていただけましたでしょうか?

ではタンパク質をしっかりと摂るためには何を食べればいいのか?

そこで参考にしたいのが「アミノ酸スコア」です!

体タンパク質はアミノ酸を1個ずつ順番に統合させて合成するので、どれか1つでも不足すると完全なタンパク質ができません。
そしてこの完全具合をスコアにしたのがアミノ酸スコアです。

つまりアミノ酸スコアが高い食べ物を選ぶのが良いとされます。

例えば、鶏卵、牛乳、豚肉、アジ、木綿豆腐などです。
調べればもっと出てくると思います。

アミノ酸スコアが高いものとしては動物性タンパク質のものが多い傾向となります。

まとめ

タンパク質について少しは誤解fが解けたでしょうか?
筋肉ムキムキの人だけが摂るというものではなく、なんだったら美容に敏感な人ほどタンパク質はたくさん摂ってもらいたいです!

日本人の食事においてはタンパク質は必要量を摂りにくいというデータがあります。
思っている以上に積極的に摂ることによって、肌や髪、爪の合成にも役立ちますし、筋肉のもととなり代謝アップして痩せ体質にもなります。

ぜひ積極的にタンパク質を食べましょう!!

大阪江坂パーソナルコンディショニングジム
ARROWs
代表 西川朋希
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