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メタボリックシンドロームの判断基準とは?

メタボリックシンドロームの判断基準とは?

こんにちは!

コロナウイルスによる自粛生活も約2年ぐらい経ちますね。。
運動不足や食事スタイルの変化によって、「健康」需要は増していったように感じます。

さらに遡ると健康面においては「メタボ、メタボ」とよく言われていました。
もちろん今でもメタボという言葉は正式に存在しますし、運動不足の今だからこそ悩まれている方もたくさんいるんじゃないでしょうか?

今回はそんなメタボについて、なにがメタボなのかということを説明します!

メタボとは?

メタボとは正式名称は「メタボリックシンドローム」と呼びます。
厚生労働省によると、
“メタボリックシンドロームとは、内臓肥満に高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさることにより、心臓病や脳卒中などになりやすい病態を指します。”
とされています。

そのため単純に太っているとは、お腹が出ているだけではメタボの判断にはなりません。

メタボの診断基準

ではメタボはどのようにして判断すればいいのか?

日本においては、以下基準があります。

・ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm・女性90cm以上
・血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れる

上の条件を満たすと「メタボリックシンドローム」と診断されます。

さらに細かく表しているのが下の表です。

血液検査や血圧測定等があるので医療機関での検診が必要になります。
自治体によってはメタボの検診を斡旋しているところもあるのでチェックしてみましょう!

メタボだとどうなるの?

ではメタボになると何がいけないのか?

これは単純に太っていることがダメとかではなくて、生活習慣病などといった病気のリスクが上がり、死亡率も増加してしまうというのが分かっているからです。

日本人の死因のトップ5にも入る「心臓病」と「脳卒中」は血管系、特に動脈硬化などが原因となって起こることが多くあります。

そして動脈硬化を起こしやすくするのが、高血圧や糖尿病、脂質異常などが危険因子となります。

さらにこれらの危険因子に繋がるのが”生活習慣”です。
運動や食事、飲酒、喫煙が注目されるのはこれが理由です。

まとめ

メタボとは「メタボリックシンドローム」の略称であり、ちゃんとした診断基準があります。
そのため、ただ太っているとかお腹が出ているからメタボというわけではありません。

そしてメタボは単純な肥満ではなく、病気や脂肪のリスクにも直結する危険な状態であるということです。

それらの要因となるのが運動や食事、飲酒、喫煙といった生活習慣につながるのです。

ぜひチェックしてみましょう!

大阪江坂パーソナルコンディショニングジム
ARROWs
代表 西川朋希
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