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トレーニングで骨は強くなる!?【江坂で骨粗鬆症予防】
こんにちは!
みなさんトレーニングというとどんなイメージがありますか?
これは人それぞれたくさんあると思います。
筋肉を強くする・大きくする、ボディメイク、アスリートが強くなるため、ダイエット、などなど。。
どれも基本的には筋肉を強くするというイメージだと思います。
しかしトレーニングというのは筋肉だけにアプローチするものではありません。
トレーニングによって得られる効果は筋肉意外にもたくさんあります。
そんな中でも今回は「骨」へのアプローチについてご紹介します!
トレーニングが骨にどんな関係があるのか?
実はトレーニングで骨が鍛えられる可能性があるのです!!
そもそも骨とは
昔理科室に骨模型があったかもしれません。(人体模型ではなく)
骸骨を描いてとなると描けてしまう。
それらがいわゆる「骨」ですね!
よく牛乳を飲んでカルシウムをたくさん摂って骨を強くすると言われていますが、骨はカルシウムだけではなく、コラーゲンを土台に、カルシウムやリンといったミネラルによって構成されています。
骨は生まれた時には約350個あり、成人になると約200個になります。
骨は以下の役割を担っています。
・身体を支える(支持作用)
・臓器を守る(保護作用)
・骨髄で血球を作る(造血作用)
・身体を動かす(運動作用)
・カルシウムを蓄える(貯蔵作用)
骨のリモデリング
実は骨も肌のように常に代謝が行われています。
古い骨を溶かして、新しい骨を再生させます。
これを「骨のリモデリング」と呼びます。
この作用によって骨は健康に成長していきます。
古い骨を溶かす作用を骨吸収と呼び破骨細胞というものが作用します。
新しい骨を作るのは骨形成と呼び骨芽細胞というものが作用します。
骨のリモデリングシステムにはホルモンが大きく関わっています。
・副甲状腺ホルモン:歯骨細胞の働きを促進
・甲状腺ホルモン:破骨細胞の働きを抑制
・副腎皮質ホルモン:骨芽細胞の働きを抑制
・エストロゲン(女性ホルモン):骨芽細胞の働きを促進
女性は骨粗鬆症になりやすい!?
実は男性よりも女性の方が骨密度が低下した状態「骨粗鬆症」に約3倍なりやすいと言われています。
それはなぜかというと、エストロゲン(女子ホルモン)の分泌が閉経後は減少してしまうからです。
エストロゲンは骨芽細胞の働きを促進する、いわゆる骨形成の働きに関与しているからです。
骨粗鬆症になると骨密度が減少しているので、転倒などの衝撃でも骨折してしまう可能性があります。
さらに最悪のケースではそれが原因で寝たきりになるというケースもたくさんあります。
では骨密度の低下を防ぐにはどうすればいいのか?
その1つとして「運動」があります!
運動することで骨密度の低下は防げる
運動によって骨は骨形成刺激という刺激が入り骨形成を促すことができます。
この刺激をメカニカルストレスとも呼びます。
ではどのような運動が骨形成を促すのか。
アメリカのトレーニング機関であるNSCAでは以下のように提唱しています。
骨形成を促す刺激
・目的とする部位の骨格に直接負荷のかかるエクササイズを使用する。
・ストラクチュアルエクササイズを実施する。一度に多くの筋が関与し、力のベクトルが脊柱と股関節を通り、単関節エクササイズで扱える重い負荷を使用するエクササイズを行う。
・筋骨格系への過負荷を徐々に増加させる。組織が刺激に慣れるのに伴い、徐々に負荷を増やす。
・実施するエクササイズ、力のベクトルの分布を変えることにより、新しい骨形成につながる刺激を継続的に加える。
難しいですが、例えばスクワットや縄跳びのように全身の筋肉を使って全身を動かすようなトレーニングは効果的といえます。
まとめ
骨は常に成長しており、このシステムを「骨のリモデリング」と呼びます。
骨のリモデリングにはホルモンが大きく関与しており、そのため女性は閉経後に骨密度げ低下しやすく骨粗鬆症につながる可能性があります。
しかし骨密度は運動することによって減少を防ぐことができます。
それは全身に対してある程度の負荷を加えるようなエクササイズで刺激が入ります。
運動は筋肉だけでなく骨も鍛えることができるということなのです!!