健康についての記事
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熱中症を防ごう!〜正しい知識を〜
こんにちは!
最近は大阪でも真夏日の日があり暑い日々が続きますね。
通勤だけでも汗だくになります。。ニュースでもすでに熱中症による救急搬送が相次いでいると伝えられています。
特に今年はコロナウイルスの影響でマスクによる熱中症が心配されています。マスクによる影響もあるし日本という環境の特徴として湿度が高いです!
湿度が高いと汗の蒸発による気化熱での体温調整が難しくなり熱中症が多発する要因となります!今回はそんな熱中症の予防と熱中症とはそもそもどんなものなのか説明します!
熱中症とは
熱中症とひとことに言っても厳密にはいくつかの型に分けられます。
熱中症という言葉は暑熱環境によって生じる障害の総称にすぎません。ではそれぞれの方について説明していきます。
熱痙攣
熱痙攣とは、大量の発汗があって水のみ補給した場合に起こるものです。
その病態はNa欠乏性脱水や低ナトリウム血症と呼ばれたりします。
発汗によって失ったナトリウムを補給せずに水だけを補給し続けると体内ではナトリウム濃度が薄くなります。それにより筋肉のけいれんや筋肉痛といった症状が現れます。
この場合食塩水を補給することで回復します。熱疲労
熱疲労とは、脱水によるもので、全身の倦怠感、脱力感、めまい、吐き気、頭痛などの症状が現れます。
発汗が多く、血圧の低下、頻脈、皮膚蒼白となります。
対処方法としては、涼しい場所に運び、衣服をゆるめて寝かせ、水分を補給すれば通常は回復します。熱射病
熱射病は、脳が司る体温調整の機能が破綻して起こり、高体温と種々の程度の意識障害が特徴です。
脱水が原因であることが多く、脳、肝臓、腎臓、心臓、肺などの全身の臓器障害など死亡率も高くなります。
熱射病は死の危険が迫った緊急疾患であり冷却の処置をしながら一刻も早く病院へ運ぶ必要があります。
現場での冷却処置が重要で、発症から40分以内に体温を下げることができれば、合併症の発生もなく、確実に救命できるともいわれています。
現場での冷却処置としては、水をかけてあおいだり、首、脇の下、鼠径部などの太い血管を氷などで冷やす方法が推奨されています。熱中症の予防
熱中症といっても様々な形があり、死にも繋がる危険なものであるということがお分かりになったかと思います。
ではその様な熱中症はどの様にして予防すればいいのか説明します。
環境条件を把握し、それに応じた運動、水分補給を行う
環境条件とは気温や湿度の状態で、やはり暑い時間帯や湿度の高いタイミングでは運動や屋外での活動は避けるようにするべきです。
水分補給については、頻繁にこまめに行いましょう。
もし可能であれば0.1〜0.2%程度の食塩水を補給できるのが理想です。体重の3%以上の水分が失われると体温調節機能に影響が出ると言われています。
水分の減少は体重の変化によってわかります。
もし運動を行う場合であれば運動前後の体重減少が2%以内におさまるように水分補給を行いましょう。また体内の水分量が減るとパフォーマンスが低下することもわかっています。
ひと昔前のように根性論で水分補給をしないというのはただただ危険にさらすだけなので決して行わないようにしてください!暑熱順化(暑さに徐々に慣らしていく)
体が暑さに慣れておらず急に暑くなると熱中症が発症しやすくなります。
特に7月下旬〜8月上旬にかけて熱中症は集中するのでそれまでに徐々に慣らしていく必要があります。
常に冷房の効いた部屋にいて急に運動をしたりアウトドアを行ったりすると暑さにやられて熱中症になることもあります。服装に気をつける
服装も大きな影響を与えます。
吸湿性や通気性のよい素材の服装を意識し、帽子などで直射日光を防ぐようにしましょう。まとめ
熱中症は学校のグラウンドだけで起こるものでもないし、スポーツをしている人だけが起こるものではありません。
もちろん条件的には運動をしているケースが多くなりますが、日常生活でも起こりうることですし、命にも関わる危険なことだという認識を持ってください。今回ご紹介した熱中症の病態についてや対処方法、そして予防策を理解していれば救える命も増えるはずです。
さらに厚労省でも詳しい案内をしているのでチェックしておきましょう!→コチラ
受傷者だけでなく発見者にもなりえるので、ぜひこの暑い夏はみなさん健康的に過ごせるように注意して生活するようにしてください!
そしてエンジョイサマーしましょう!!
(コロナウイルスには十分注意しましょう。) -
ジュニア世代のトレーニング
こんにちは!
コロナウイルスの影響で外出することがなかなか出来ない状況が続いています。
子供も大人も運動不足が心配されます。。しかしSNSなどを見ていると自宅でのトレーニングやストレッチなど工夫しながらされている映像を見ることもできます!
またそのような方の力になろうと多くのトレーナーさん方もトレーニング動画を発信されています!
ネット環境が発展したことによりこのように身近にトレーニング情報を手に入れることができるのはとてもいいことですね!ちなみにARROWsもおうちでできるようなトレーニングやストレッチの情報を発信しているので、ぜひ参考にしてください!
→https://www.instagram.com/personal_training_gym_arrows/先日インスタライブにてNPO法人リードとコラボし子供から大人までできるトレーニングをライブ映像で発信しました。
またその際にトレーニングやトレーナーについてのお話もさせていただきました。NPO法人リードは東大阪を中心に子供のラグビー教室や体育教室を開催しています。
そのためラグビー少年少女を子供に持つ親御さんからの質問もたくさんいただきました。そこで多かった質問は「ジュニア世代はどんなトレーニングをすればいいのか?」ということです。
ジュニア世代ではトレーナーという存在に触れることも難しいのでコーチや親御さんがトレーニングについて考えられるという現実があります。
そこで今回はジュニア世代のトレーニングについてのお話をしたいと思います!
ジュニア世代は神経系を鍛えよ
ジュニア世代では何をするべきなのかという問いに対して押さえておきたいポイントがあります。
むしろそれが答えになります。子供は成長過程で発達するポイントが変わってきます。
これを日本スポーツ協会では「発育・発達パターンと年齢別運動強化方針」として公表しています。その内容について説明していきます。
11歳以下
小学生ぐらいに当たる世代では脳・神経系を伸ばしてあげるのがオススメです。
これはなぜかというと、神経系の発達が著しい時期だからです。
実際に神経系を伸ばすにはどうすればいいかというと、色々な動作に挑戦し、スマートな身のこなしを獲得することを目指すのが一番です。なんでもしていいのです!
走る、跳ぶ、投げる、蹴る、転がるなどなど色々な動作に挑戦することで神経や脳が発達し器用さを身につけやすくなります。特に小学生低学年の年代は神経系の発達が顕著でこの世代を「ゴールデンエイジ」と呼びます。
このタイミングはどんどん遊ばせて神経を発達させてあげましょう!12〜14歳
12〜14歳ぐらいでは呼吸・循環系が発達します。
いわゆる心肺機能の発達が著しいタイミングです。持久力やスタミナといったところが成長しやすい時期ですので、軽い負荷で持続的な運動を実践し、スマートな動作を長続きさせる能力を身につけさせてあげましょう。
中学校に入ると体育で持久走が入ってくるのはこれが理由になります。
そのためスタミナをつけたいならこの時期に長時間運動できるようなトレーニングを行いましょう!15〜18歳
15〜18歳では筋肉・骨格系の成長が発達します。
負荷を増大させ、スマートな動作をさせるとともに、力強さを身につけたい時期になります。これはホルモンが関係し、特に男性では男性ホルモンの分泌が思春期とともに増加してくるからです。
男性ホルモンは筋肉をつける働きがあるのでこのタイミングからは筋肉をつけるウエイトトレーニングを行うと効果が目に見えて発揮されやすくなります。19歳以上
ほぼ成人以上になるとスポーツに関わる身体動作を十分に発達させたうえに、試合の駆け引きを身につけ、最高の能力を発達できるようにする世代になります。
もちろん成人を超えても神経系や心肺機能、筋力を伸ばすことはできます。
年齢を重ねると衰えということも出てくるので引き続きトレーニングすることは必須になってきます。まとめ
ジュニア世代においてどのようなトレーニングをするべきかというと結論は神経系を鍛えてあげるようなトレーニングをさせてあげるべきということです。
これは世代によって発達するポイントが違ってくるからです。
このポイントを押さえてあげればそのタイミングでのトレーニング内容も少し意味が出てきます。またジュニア世代はトレーニングだけでなく食事も重要になってきます。
基本的には偏食をせずバランスよくたくさん食べればOKです!ぜひお子様がいるご家庭は参考になればと思います。
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健康とは??〜自分のカラダは自分で守ろう〜
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寒いとなぜ肩がこるの?〜肩ガチガチじゃないですか?〜
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ロコモティブシンドロームってご存知ですか??
こんにちは!
最近ではトレーニング・フィットネスがどんどん右肩上がりにブームになってきています!
かつてはフィットネスクラブの利用者数が増え、ダイエットに向けてトレーニングがするということが浸透し、最近では筋トレ女子などといった流行語も出来てきました!これはフィットネス人口が低い日本にとって良い傾向だなと感じています!
しかし日本では今後さらに少子高齢化が進んでいきます。
新たな視点からフィットネスというのは重要になってきます。その際に覚えて欲しい言葉があります。
それが「ロコモティブシンドローム」です!今回はそんなロコモティブシンドロームについてご紹介します!
ロコモティブシンドロームとは?
メタボリックシンドロームはもちろんご存知かと思います。
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪症候群という名称で、肥満をきっかけに脂質異常や高血糖、高血圧になり、その結果動脈硬化など生命を脅かす病気へと発展することもあります。
いわゆる生活習慣病です。ではロコモティブシンドロームとはなんなのか?
ロコモティブシンドロームとは運動器症候群という名称で、骨や関節、筋肉など運動器の衰えによって日常動作の能力が低下してしまう状態のことを指します。つまりメタボリックシンドロームは食事過多による肥満による生活習慣病へつながる状態に対して、ロコモティブシンドロームは運動不足による運動能力の低下による機能不全の状態ということになります。
なぜロコモティブシンドロームが深刻なのか?
ではなぜロコモティブシンドロームが今後の少子高齢化の日本においてキーワードになるのか。
それは健康寿命に関わるからです!健康寿命とは寝たきりにならずに生活できる年齢のことです。
日本の平均寿命は右肩上がりに上がってきています。
しかし平均寿命と健康寿命の間には約10歳の間が常にあり、これがなかなか埋まらないのです。つまり寿命は伸びているけど、寝たきりの期間が約10年あるというのはいつまでたっても改善されていないということです。
では寝たきりになる原因はなんなのかというと一番多いのは脳卒中などの脳血管疾患です。そして認知症も多くを占めます。
そして次に約2割を占めるのが運動器の障害によるものです!
具体的には転倒による骨折などによって寝たきりになるという人がたくさんいるということです。今後運動がなかなか出来なくなる高齢者の割合が増えてくると運動疾患による寝たきりの方はさらに増えてくるでしょう!
それを防ぐためにはロコモティブシンドロームを防がなければいけません。一生のうち70歳以降の医療費が人生の医療費の半分を占めるとい言われています。
これを防ぎ、いつまでも歩いていられるように健康寿命を延ばすことが人生の充実には今後必須になってきます!ロコモティブシンドロームを防ぐには?
ではロコモティブシンドロームを防ぎ健康寿命を延ばすためにはなにをすればいいのか?
これは簡単なことで「運動」をすればいいだけです。
一概になにをどれくらいしなければいけないというのはございませんが、年齢や生活スタイルに合わせて運動や散歩、趣味で体を動かすなどといった身体活動を続けなければ体や筋肉は衰えていく一方です。
また筋肉を鍛えることは骨密度を増加してくれる働きもあります。
さらには歩くスピードと寿命については相関があるというデータもあります。
いつまでもスムーズに歩ける人は、ゆっくりしか歩けない人よりも寿命が長いのです!!また運動はロコモティブシンドロームだけでなく、メタボリックシンドロームにも大きく貢献してくれます。
運動によって糖尿病を防ぐことができたり、認知症を予防できたり、様々な恩恵を運動から受けることができます!まとめ
ロコモティブシンドロームとは運動器症候群といって運動不足による運動器の低下を指します。
今後高齢化が進むとこのロコモティブシンドロームの方は増えていくでしょう。
しかし、運動することによってこれは防ぐことができます!また運動することは健康寿命を延ばすだけでなく、健康におけるいろいろなメリットをたくさん受けることができます!
いつまでも健康なカラダでいたいのであれば運動習慣をつけて過ごす必要があるのです!
運動・フィットネスが流行となり当たり前となるような社会になること望んでいます!
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身体の不調は足首が硬いからかも!?
こんにちは!
みなさんヤンキー座りってできますか?
もしくは和式でのウ○コ座りできますか?これは決してお下品な話ではなく身体にとっては重要なことなのです!
それは足首の硬さをあらわしているからです。
そしてヤンキー座りができない人の中には肩こりや腰痛に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
実は足首の硬さのせいで身体に不調が出ている可能性があるのです!
今回はそんな足首についてご紹介します!
足首の硬さとは?
そもそも足首の硬さなんか気にしたこともないかと思います。
足首は一般的には「足関節」と呼ばれ、厳密にはさらに細かな関節がいくつか組み合わさっています。
関節というの動きが得意な関節と安定性が得意な関節の2つに分かれます。
足関節は動きを得意とする関節で、ぐるぐると様々な方向に動かすことができると思います。ではこの動きが悪くなるとどうなるかというと、安定性を得意とする関節にしわ寄せが来るのです。
それが膝であったり腰であったりなのです!
そのため足首が硬いと膝や腰に不調が出る可能性があるのです!
(この理論をJoint by Joint Approachと呼びます。)では足首が硬いとはどのような状態なのか?
よく足首を柔らかくしようと手でグリグリと回す方がいらっしゃいますが、実際にどのような柔軟性が必要なのかというと、”しゃがめる”かどうかです!
日常の生活において足首がグリグリ動く場面というのはそうないと思います。
それよりもしゃがんだり、歩いたり、走ったり、階段昇降であったりと足の裏が地面に着いた状態でどれだけ動けるかがポイントとなります。では、左右の足をぴったりとくっつけて立った状態からどこまでしゃがめるかチェックしてみましょう!
なんとかしゃがめればOK!
しゃがめない人は多分後ろに倒れると思います。いかがでしたか??
足首が硬いとなぜ不調が出るのか?
では足首が硬いとなぜ膝や腰に負担がかかるのか?
先ほどのチェックで足首が硬い人は後ろに重心がかかり倒れそうになったと思います。
これをバランスを取ろうとすると腰を必要以上に曲げて上半身を前に倒してなんとか重心を前に移動させて維持しようとします。腰というのは先ほどの関節の2パターンで振り分けるのであれば安定性を得意とする部位なのです。
その腰を必要以上に曲げるということはそれだけストレスがかかってしまうのです。そしてそれだけ上半身が前傾すると視界は下しか見えません。
それを前を見ようとすると次に肩や首に負担がかかります。膝に不調が現れるパターンもあります。
先ほど左右の足をぴったりつけるとしゃがめなかったけど足を開くとしゃがめる人がいると思います。
この時膝は内側に曲がり内股になるような形になっていませんか?実はこの形は膝にとても負担がかかります。
そしてこの形の人は太ももの外側が張り骨盤が開きやすくなり反り腰になりやすくなります。
結果的に腰にも負担が連鎖してきます!足首が硬いだけで全身に連鎖して不調が別のところで表向きに出てくるのです!
足首エクササイズ
ではどうすればいいのかというと、硬いのであれば動きやすくなるようなエクササイズをすればいいのです!
いくつかエクササイズをご紹介します!リリース
まずは固まった筋肉をほぐしていきましょう!
テニスボールがあればその上に片足を乗せ足の裏をグリグリとほぐしていきます。
フォームローラーがあればふくらはぎやスネをコロコロとほぐしてあげましょう。下腿ストレッチ①
昔体育の時間にアキレス腱のストレッチをしたと思います。
足を前後に開き、後ろの足を伸ばしてふくらはぎのストレッチする形です。
これをやる際は反動をつけずにぐーっと伸ばすのがポイントです!下腿ストレッチ②
下までしゃがんだ状態で片足だけ膝立ちになります。
クラウチングスタートのお尻を上げない状態の姿勢です。
かかとを浮かないようにすれば膝を立てている方のふくらはぎが伸びます!アンクルモビリティ
足を前後に開き片膝立ちの状態でスタンバイします。
重心を前に移動させ前側の足の膝を前に突き出すように動かします。
この時に前足のかかとが浮かないように注意しましょう!まとめ
足首は本来動きを得意とする関節です。
その関節の動きが悪くなるとどこかに不調として現れる可能性があります!まずはしっかりとしゃがめるようになるのがポイントです!
いきなり柔らかくなるものでもないので地道にエクササイズを繰り返していきましょう!
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パーソナルトレーニングはダイエットだけじゃない!
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身体の不調は雨漏りと同じ!?肩こり腰痛膝痛の原因とは?
こんにちは!
人の身体は6歳以降から姿勢が崩れていくそうです!
しかしそれが生活に弊害を感じるような方は多分ほとんどいませんよね。
これは筋肉の発達により多少姿勢が崩れていようが問題ないように感じることができるからです。しかし人の身体は残念ながら年齢を重ねるごとに筋肉は落ちていってしまいます。
となると筋肉で補っていた姿勢不良はカバーできなくなり痛みとして現れます。これが肩こりや腰痛、膝通といった身体の不調です!
今回は身体の不調を改善させるためのポイントをご紹介します!
身体の不調の発生原因
身体の不調は人それぞれではありますが、パーソナルトレーニングをしていてほぼ皆さん、肩こりや腰痛、膝痛というものを抱えているか、気づいていないけど疲労が溜まっていたりといった状態です。
上でも説明したように人は6歳以降から姿勢が崩れ出します。
本来姿勢が崩れると必ずどこかしらにストレスがかかります。
その中でもストレスを受けやすい部位として膝・腰・肩が代表的なものとなります。一般的には20歳までは筋肉は発達していき、その後年齢を重ねるごとに徐々に衰えていきます。
すると姿勢の乱れは顕著になり加齢とともに疲労や痛みを感じるようになります。つまり姿勢の乱れが痛みの原因だということはなんとなく想像できるかと思います。
ではなぜ膝や腰、肩にストレスがかかりやすいのか。
関節は動きを得意とする関節と安定性を得意とする関節の2種類あります。
膝や腰や肩というのは安定性を得意とする関節です。
しかしそれ以外の動きを得意とする関節が正しく動いてくれないと、安定性を得意とする関節が代わりに動かなければならなくなります。
これによって安定性を得意とする関節はストレスを受け痛みとしてサインが出るのです。
この理論をJoint by Joint Approachと呼びます。つまり姿勢の乱れと、それによる正しい動きができなくなると痛みが出る可能性が高くなります。
雨漏りはどうやって直すか
ここまでで肩こりや腰痛や膝痛はその部位が悪いのではなく、姿勢不良や動きを得意とする関節が正しく動いてくれていないのが原因だということはお分りいただけたかと思います。
この状態をよく雨漏りに例えることがあります。
雨漏りによって天井から雫がピチョンピチョンと床を濡らしていたとします。
これに対しての対策はいかがでしょうか?バケツを設置して床を拭いてあげれば解決でしょうか?
これでは次に雨が降ればまた同じことをしなければいけません。根本的には屋根を直さなければいけません!
これは身体でも同じことが言えます!
肩や腰や膝が痛くてマッサージや整骨院といった治療院に行ったとします。
そこで肩のマッサージや腰に電気を当てたりすればかなりラクになります。
しかしこれは表面上の対処でしかありません。きっとまた痛くなるでしょう。
雨が降れば毎回バケツを設置しなければいけません。身体の不調は姿勢の乱れや関節の正しい動きが出ていないことが原因なのであれば、根本的に直すべきはココです!
膝が痛い人は足首や股関節、腰が痛い人は股関節や胸椎の動き、肩が痛い人は胸椎の動きや肩甲骨の安定性など、痛みの部位以外の原因に対して対応しなければ根本的な改善は見込めないでしょう。
マッサージや整骨院が悪いというわけではありません。
ストレスがかかって疲労が溜まっている部位に関してはまずは緩めてあげて痛みの緩和や動けるようにすることは大事なことです。
その上で根本的な改善をしなければいけません。不調はどうやって改善するか
原因がわかればそれにに対して対応すれば改善の可能性はあります。
まずは姿勢の改善からです。
どうしても日常生活においてスマホやPCを扱うので姿勢は崩れやすくなります。姿勢の乱れは筋肉のバランスの乱れなのです。
ストレッチをすればいいのかというと半分正解で半分間違いです。
タイトな部位にはストレッチをしてあげる必要はあります。しかしタイトなところがあればルーズなところもあるかもしれません。
ルーズな部位はちゃんと働くように鍛えてあげることも必要です。次に関節の正しい動きの習得です。
これも柔軟性だけが必要かというとそれだけではなく筋肉の出力や神経的な働きも必要になります。
そのためマッサージなども効果はありますが、さらには能動的に動かすということもさらに効果を上げてくれます。ここまではいわゆる運動療法と言えるでしょう。
しかしこれだけでも身体の不調はかなり改善されます。
そして根本的な改善策なので半永久的に健康体を維持することができる可能性があります!まとめ
身体の不調は雨漏りと似たところがあります。
雨漏りに対してバケツを設置して床が濡れるのを防ぐというのは表面的な対処でしかありません。
根本的な改善は屋根を直すことです。ヒトの身体も同様で、痛みが出ている部位が悪いのではなく別の部位に根本的な原因が潜んでいることがよくあります。
では治すべきは痛みの部位ではなく根本となる部位にアプローチしなければいけません。ご自身の身体が気になる方は一度チェックしてみましょう!
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腰痛で「体幹トレーニングが必要」と言われたら見て下さい
こんにちは!
腰痛持ちの方やヘルニア、分離症、すべり症などと診断された方も、病院に行くと体幹トレーニングをするように伝えられる方はたくさんいらっしゃると思います。
そして体幹トレーニングと検索をしてエクササイズの方法を調べます。ここまではたくさんの人の話を聞くとよくある話です。
では腰痛が改善されたかというと改善された方もいるかもしれませんが改善されない方も結構いらっしゃいます。
もっと言えば体幹トレーニングで良くなるのか?と思ってらっしゃる方もたくさんいます。では体幹トレーニングによってどのような効果があるのか、そして体幹トレーニングをすれば腰痛は改善されるのか?
今回はそんな腰痛の方に向けた体幹トレーニングについてご紹介します!
体幹トレーニングとは
ではまず体幹トレーニングとはなんなのか。
そもそも体幹とはなんなのか?
まずは体幹について説明します。体幹とは一般的には四肢(手足)を除いた胴体の部分を指します。
これをお腹周りだけを指したり、腰回りだけを指したりする人もいらっしゃいます。
そして体幹=お腹のインナーマッスルと捉えている人もいるかもしれません。
厳密に定義はないので捉え方はそれぞれですが、体の幹となる胴体部分のことだとわかればOKです!つまり体幹トレーニングとは体の幹である胴体部分を主に鍛えるトレーニングになります。
体幹の役割としてはまずは安定性です。
安定した幹があるのが理想的です。しかし安定だけで動かないような身体では機能しません。
安定しながらも動きは重要です。
スポーツをしていればわかると思いますが、ひねりだったり、前傾や身体を反らしたり様々な動きを生み出すことができます。しかし体幹トレーニング=姿勢をキープさせるトレーニングのようなイメージを多くの方は持たれているかもしれません。
安定性という点においてはキープするトレーニングも大事ですが、安定のうえに動かすというトレーニングも重要になります。そしてこの要素があまり伝えられていないということが腰痛が改善しないことに大きく関わります。
腰痛とは
腰痛は原因は様々ですし、ほとんどの腰痛は明確な原因は発見できないと言われています。
しかし腰痛が発生する時というのは腰にストレスをかけている時であることは間違いありません。腰椎(背骨の腰部分)は本来動きを得意とせず安定性に長けた部位です。
この腰椎が動かざるを得ない時にストレスがかかります。
動かざるを得ない時というのは動くべき関節が動かずに腰椎にしわ寄せがきている時です。
(この理論をJoint by Joint Approachと呼びます。)
その動くべき関節とは、股関節と胸椎(背骨の胸部分)です。股関節と胸椎の動きが低下すると腰痛が発生しやすいです。
実際に腰痛の方が身体が硬いというのは良くある話です。
ひどい場合にはヘルニアになる恐れも。。腰痛と体幹トレーニング
ここまでで体幹トレーニングについてと腰痛の要因についてご説明しました。
では腰痛に対して体幹トレーニングは良いのか悪いのか?まず腰痛の要因として股関節と胸椎の可動性が必要ということがわかりました。
例えば立った状態で前屈し手が床に着くかどうかチェックしたとします。この時に腰がどの程度丸まっているか、太ももの裏がどれくらい伸ばされていると感じるか。
柔軟性のある人は股関節の動きがスムーズなので腰をそこまで丸めることなく前屈できます。硬い人は必死に前屈しようと腰を丸めます。これが腰にストレスがかかるということです。
ではまず必要なのは「柔軟性」です。そして腰が丸まるという行為がストレスになるのであれば、腰は丸めずに安定させる必要があります。
これが体幹トレーニング(キープ)で欲しい要素です。しかしこれだけでは完璧とは言えません。
なぜなら人は動かないといけないので、安定した上で動けるという体幹トレーニングが必要になります。
これらは柔軟性による可動性が必要ですし腰椎は安定させている必要があります。体幹トレーニングで動きを取り入れるか、動きながら体幹を意識させるかです。
そしてこれら行うためには正しいフォームでできるようにならなければいけません。
エクササイズとしての正しいフォームもそうですが、腰痛にならないための運動学的な正しいフォームも意識しなければいけません。ここまでくればかなり奥深い難しいトレーニングになってくるのでぜひトレーニングのプロに依頼することをオススメします!
まとめ
腰痛に対しては体幹トレーニングを行うのは正解です。
しかし体幹トレーニングだけ行っていればOKかというとそうではありません。まずは腰にストレスがかからないように動ける柔軟性が必要です。
そして腰を安定させるために体幹(キープ)する能力が必要になります。
さらにその上で動けるという能力が必要になります。もし腰痛があるけどヘルニアとは診断されていないという方は一概にこのような原因ではない可能性もあります。(→コチラもご覧ください)
トレーニングにおいてはかなり奥深くなってくるので、ぜひプロのトレーナーに相談することをオススメします!
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スポーツのパフォーマンスを上げるストレッチがある!?
こんにちは!
寒くなってきて外に出るのは億劫になってきますよね。
そんな中でもマラソンなんかはシーズン到来ですし、ゴルフやテニスを楽しむ方はたくさんいらっしゃいます!みなさんお元気で尊敬します!!
そんな寒い中でいざ体を急に動かすと怖いのは「ケガ」です。
ケガしないためにストレッチや準備体操はしっかりしましょうと言われますが、具体的にはどのようなウォーミングアップをすればいいのかわかりにくいですよね?今回はそんなスポーツ前におけるウォーミングアップとしてのストレッチについてご紹介します!
ストレッチとは
実は一言にストレッチと呼ばれていますが、種類や方法も多岐にわたり意外と奥深いのです!
そして運動前のウォーミングアップとしてのストレッチも間違った方法で行うとケガのリスクが増加する可能性もあるし、スポーツ自体のパフォーマンスを下げてしまう可能性もあります!
そこでまずはストレッチについてご説明します。
ストレッチとは意外と歴史が浅く1970年代に日本に伝わりました。
直訳すると伸ばすという意味ですが、今ではストレッチの種類も増え単純に伸ばすだけではなくなってきました。ストレッチの効果
ストレッチの効果としては、
・柔軟性の向上
・可動域の向上
・怪我の予防
・筋肉の緊張の緩和
・血流促進
・神経機能の向上
などがあります。ストレッチの種類
ストレッチの種類には大きく2つ、少し細かくみると3つあります。
まずは「静的」か「動的」かです。名前の通り、静的なストレッチは動きは伴わず「スタティックストレッチ」と呼ばれます。反対に動的ストレッチは動きながら行うものになります。
そして動的ストレッチのなかにも「ダイナミックストレッチ」と「バリスティックストレッチ」がございます。
これが大きく分けたストレッチの種類です。
それぞれについてさらに詳しくご説明します。スタティックストレッチ
スタティックストレッチは静的なストレッチで、いわゆる一般的なイメージのストレッチです。
方法としては反動なども使わずゆっくり痛みのない範囲まで伸ばしていき、その状態で30秒ほどキープするようなストレッチです。
スタティックストレッチの効果としては筋肉をストレスなく伸ばしてあげることができることです。
そのため運動後やスポーツ活動後などに緊張している筋肉のゆっくり伸ばしてあげるために行ったりします。
また柔軟性の獲得を目的として入浴後に行うのも効果的です!ダイナミックストレッチ
ダイナミックストレッチは動的ストレッチの1種になります。
ウォーミングアップなどでよく用いられるストレッチです。方法としては身体を動かしながら可動域を広げていくという方法で、肩を回したり、スキップしたり、ランジウォークをしたり、競技特性に合わせた動作の獲得を目的として行います。
ダイナミックストレッチでは筋温を上昇させて動きやすい状態にしたり、筋出力を発揮できるように促したり、ケガの予防にもつながります。
バリスティックストレッチ
バリスティックストレッチも動的ストレッチの1つです。
反動を利用してグイグイと筋肉を伸ばしていくストレッチです。しかし最近では反動をつけて伸ばすことによって筋肉がびっくりして反対に緊張してしまうためケガのリスクを増加させてしまうという懸念がされています。
また体が温まっていない状態で筋肉が急激に伸ばされると、ストレッチだけでもケガをする可能性もあります。
スポーツ前のウォーミングアップはダイナミックストレッチ
ここまでストレッチについてご説明してきました。
では運動前、スポーツ活動を行う前にはどのようなストレッチをするべきなのか。正解は、ダイナミックストレッチです!
先に説明もしましたが、ダイナミックストレッチは徐々に身体を動ける状態に持っていき力の発揮も促してくれます。
反対にスタティックストレッチは力の発揮を低下させる可能性があると最近の研究でわかってきました。
そのため運動前にゆっくりストレッチをするのはパフォーマンスを低下させるかもしれません。理想はスタティックストレッチで筋肉を伸ばして、ダイナミックストレッチでさらに動きやすく力も発揮できる状態にするのがいいでしょう!
まとめ
ストレッチにも目的によって種類や方法を選択しなければいけません。
良かれと思って行っているストレッチがもしかするとパフォーマンスを低下させていたり、ケガのリスクを高めているかもしれません。運動前にはダイナミックストレッチを行うことでケガのリスクの低下やパフォーマンスの向上が見込めます!
ぜひご参考にしてください!!
さらに詳しくストレッチについて知りたい方はコチラ!